KYORAKU

第2期ＡＫＢ48チ一ムサプライズ「バラの儀式」公演の本篇最後の曲にして、公演タイトル曲の登場。もちろん選抜メンバ一16人によるチ一ム曲です。

序列は歌割り通りのようです。
優子、麻友、板野、柏木、篠田、高橋、玲奈、小嶋、島崎、山本、指原、みるき一、横山、高城、北原、峯岸の順番で1番のBメロまで歌っています。

作曲の田中俊亮さんは、NMB48の「ヴァ一ジニティ一」を作った方ですね。哀愁歌謡曲テイストが共通しているように思います。「北川謙二」と「高嶺の林檎」も作曲しています。

歌詞は、大人の女性主人公の歌で、わりとドロドロの三角関係ソングです。このメンバ一だから歌える内容でしょう。世界観としてはチ一ムB5thの「嵐の夜には」に近いです。「バラの儀式」には「エゴイズム」、「嵐の夜には」には「エゴイスト」という言葉が出てくるところも近いですね。

タイトルの通り、16人全員が真っ赤なドレスを身にまとっています。そして足には銀のヒ一ル。ゴ一ジャスな衣装です。全員が真っ赤な衣装の曲というと一番に思い出すのはチ一ムA6thの「美しき者」です。前田敦子がまるで女神のように睥睨(へいげい)する曲でした。全員赤の衣装の曲、他にありますかね。

MVもゴ一ジャスな世界観です。赤、銀、金、黒くらいしか色彩を使っていない作品です。2番サビで、大島優子先頭に一列でセンタ一に出てくるシ一ンはぞくっときます。

僕にはファンの皆さんの声が聞こえる能力があるので（笑）、皆さんに代わって突っ込みますね。「このMVにダンサ一いらんのとちゃう？」僕が言ってるんじゃないですよ。ファンの皆さんの声です。

これもゴージャスな演出の一環ということなのかなと思いますけど。

ほんとMV作った方申し訳ないです。でもこの曲の場合、ファンはメンバ一しか見てないと思います。

ＡＫＢ48のMVでプロのダンサ一が加わっている曲がありましたかね。もしかするとこの「バラの儀式」が唯一かもしれません。そう考えると、この曲のMVはユニ一クなものと言えます。 石神　原