-地球のみなさん、こんにちは! ゼブラ天使のみどキュインです。今回は「びっくりぱちんこ 爽快 水戸黄門2」の台のデザインやキャラクターについてお話を聞いてみたいと思います。よろしくお願いします!
-はい、お願いします。
-まず、ぱちんこの台のデザインっていうのは、どういう風に決めていくものなんですか?
-やっぱりぱちんこというのは遊ぶものなので、まずはそのためのギミックから考えていくんです。なるべくインパクトのある、びっくりして貰えるようなものを徹底的にみんなで考えるんです。
-なるほど。楽しい台になるように、ファン目線で決めていくんですね!
-そうですね。今回の場合は水戸黄門だから、やっぱり葵の御紋をこの台の中心にしたい、ということをまずデザイン担当に頼みました。ではその点を吉川さんどうぞ。
-私は設計を担当しているので、出来あがってきたデザインが技術的に実現可能かどうかの検証を行います。技術的に無理がある場合は、もとのデザインに近い形で可能な範囲のアイデアを逆提案します。それをデザインチームに受けてもらって再度デザインを作ってもらいます。そんなやり取りを何度も行って、最適な形に調整していくんです。
-最適なデザインに仕上げるために、調整は細部にわたるまで徹底して行います。例えば役物や釘の位置は、コンマ何ミリ単位で調整をしているんですよ。
-えー!ミリ以下なんですか!!
-はい。そうやって全部配置が決まってから、セル(※)と呼ばれる写真画像などが貼ってある盤面のデザインをします。
-デザインは最後なんですね!今回は吉本芸人さんのキャラクターが大勢登場しますが、その制作は吉本さんと相談されたのですか。
-そうですね。芸人さんたちのキャラクターをより立たせるために、貴重なアドバイスをいただきました。蛍原さんのキューティクル感をもう少し増やしたいとか(笑)。あと、ご本人さんがご覧になったときの感想で面白かったのが、ブラックマヨネーズさんで、吉田さんが小杉さんに「お前髪多いやん!」といったら小杉さんがすかさず「お前こそ気ぃ使ってもろたな。ぶつぶつ少ないやん!」というやりとりが最高でした。あと、池乃めだかさんの小柄な感じをどう表現するかには知恵を絞りましたね。
-そうやって出来た絵をアニメにするんですね。
-はい。芸人さんのネタによって書く絵のパターン数は結構違うんですよ。例えばオリエンタルラジオさんは踊るんで多いです。ハイキングウォーキングさんは動きがゲップぐらいなんで、少ないです(一同笑)
-黄門様ご一行にも新キャラは居るんですか?
-飛猿が加わりました。ご一行の中では怪力キャラで、あまり玄関から普通に入ってこないタイプというか(一同笑) 特徴的なキャラなんで、今回新登場させてもらいました。
-あと、打ってて八兵衛が目立ってる気がしたんですが。
-はい。他のキャラクターはストイックで格好いい、ってイメージだと思うんですが、ぱちんこだとドジしたり「ダメでした」っていうキャラクターが必要なんですよね。あと、いまどきの「楽しいぱちんこ」を考えていった場合にもその要素は欲しいなと。その役割には八兵衛が最高にハマったという感じでした。
-八兵衛は失敗ばかりしちゃうんですか?
-いえ、実は一番の激アツ演出は八兵衛から始まったりします。
ダメなこともあるけど、でもすごくいいこともあるから、ドジしても許せる、そういう立ち位置ですね。
-分かりました。八兵衛要チェックですね! 今日打ってみての感想なんですけど、私は芸人さんが大好きなんで、すごく楽しかったです。また打ってみて、みなさんの動きをもっと見たいな、と思いました。ありがとうございました!
-ありがとうございました!